両股関節の痛みで悩むスキーヤー

こんばんは。
リハビリサロンConditioning URASAYA代表の関康之です！

今回は両股関節の痛みで悩むスキーヤーの方の施術について。

2年ほど前から、主な症状として股関節前面（付け根）の詰まり感、鈍い痛み、動作時の「ゴリっ」という音が気になっていたとのこと。
特に股関節を深く曲げられなくなってきて、内旋可動域の制限も感じるようになったとのことでした。
評価をすると股関節の屈曲内転時に両股関節の内側に痛みがあり、しゃがみ込み動作も深くは出来ませんでした。
また、両梨状筋、中臀筋に圧痛があり、オーバーテストをしてみると両側とも陽性でした。

施術としては、臀筋群のリリース、大腿筋膜張筋起始部のリリースを行い、腸腰筋の促通を行いました。
施術後は股関節屈曲時の詰まり感も改善し、しゃがみ込み動作も可能となりました。

その後、セルフエクササイズの指導を行い、終了しました。

１週間後にインソール作成の為に再来店されましたが、股関節のつまり感がなく、
状態は良いとのことでした！

レントゲン上は変化があっても、筋肉や筋膜の軟部組織にアプローチすることで
症状が改善することが多々あります。

股関節の症状を良くしたいと思い、色々としたがなかなか効果を
感じないという方がいましたら、ぜひ一度、ご相談ください。